●アルカリイオン水が有効な油汚れ
①動植物油脂
お肉についてくるラード等や料理で使用するてんぷら油、サラダ油などの動植物の油脂や脂肪分で、食品汚れがこの分類になります。体内の脂肪は中性の脂肪です。
②脂肪酸
脂肪酸は油脂が分解しして作られる油性の成分です。いわゆる酸性汚れで、アルカリと接触すると石鹸に変わってしまいます。脂肪酸自体は水に溶けにくいのですが石鹸になると容易に水に溶けて容易に除去できます。
●アルカリイオン水が苦手な油汚れ
①鉱油系炭化水素
機械油として使用される潤滑油で石油から作られていて、水に混ざりにくく落ちにくい汚れと言えます。鉱油系の汚れにはアルカリイオン水は分解作用が発揮しにくく、洗浄効果が得られにくい傾向があります。